Manaboo's Essay -- as the whim takes me -- マナブーきまぐれ独り言
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ススキノの夜・後編 2005/5/1 最近見た映画では、 キアヌのコンスタンティンや が面白いけど、 予想外に良かったのが、レーシング・ストライプス シマウマが競走馬になるという こてこての家族向け動物映画であるが、 素直に楽しめる内容で、気がつくと男泣き。。。 年を取ると、涙もろくなるわい。 残念だったのが、字幕版が見られず 吹き替え日本語版だったこと。 主役の田中麗奈ちゃんは良かったが、 その他は厳しいものがあった。 いくらでもプロの声優さんがいるんだから、 タレント起用は、ほどほどにして欲しいものであーる。
さてさて、今回はススキノの夜・後編ということで いよいよススキノ探検である。 仕事も無事に終わり、夕方にはホテルに帰ってきたので 私服に着替えて、瞬時に遊びモードへ。 まー、旅行と言えば、やっぱり温泉でしょ。 さすがは北国。札幌駅周辺だけでも、天然温泉がけっこうあるののだ。 で、選んだのがホテルのチラシにもあったスパ・サフロ 値段はちと割高であるが、食事付のセットがお得。 場所的にススキノ探検もできると思い、いざ出発! タクシーに乗ること10分ほどで着いたのは、ススキノのど真ん中。 表の案内板を見ると、今の時期は入浴料金が半額ぐらいになっている。 うーん、これなら夕飯は別のお店で食べた方が良いなー と思い、ススキノの街を散策することに。
むー、これはスゴイ。 話には聞いていたが、もう笑っちゃうぐらいエッチなお店だらけである。 看板見ているだけで、身も心も元気になってくる。 川崎出身のマナブーは、風俗街は見慣れているし 行政書士時代には、風俗関係の仕事(許可・届出など)もしたが ススキノは、看板も建物もビックサイズで なんと言うか、迫力が違うのだ。 思うに、この迫力は、エッチ産業が地域ビジネスとして 確立していることから来るのであろう。 仕事や観光で来る人たちが、安心して遊べるように 色々と工夫もされているのである。 例えば、無料の店舗紹介(仲介)所で、 割引券をくれるようになっていたり。。 しかしながら、エッチビジネスは競争が厳しいし それほど景気が良いわけでもないので 内情は大変とも思う。 労働内容は、サービス業+肉体労働であり 精神的にも肉体的にも負担が大きい。 なので、健康だけには気をつけて働いて欲しいものである。
そんなことを思い、煌びやかなネオンに後ろ髪を引かれつつ、 「今は色気よりも食い気じゃー」と 美味しい夕ご飯が食べられるお店を探すことに。 寒い中を歩いていると、ますますお腹が空いてくる。 できれば、地元の雰囲気が味わえるお店が良いなー と偶然にもたどり着いたのが、 焼き鳥屋さんのとり安 入ってみると、カウンターだけの小さなお店で お客は地元の人ばかりという感じ。 おっ、これは当たりかな。と思う。 ほとんどお酒を飲まないマナブーであるが、 とりあえず生ビールを頼んで、一人で乾杯。 うーん、ウマイ! お通しのジャガイモの旨さにもビックリである。
焼き鳥モグモグで、ビールをチビチビ飲んでいると いい時間なので店内が混んできた。 この時、席を詰めて移動したのをきっかけに 隣に座る一人の女性が話しかけてきてくれた。 一人寂しく飲んでいる私を見て、哀れに思ったに違いない。。 きれいな顔立ちの彼女は、年のころはマナブーより 少しばかり上といった感じである。 なんでも、ここの店員さんと同級生で よく飲みに来る常連さんらしい。 ということで、彼女と店員さんを交えて 高校野球やら地元の話に花が咲く。 「呼び込みしているお店には、絶対行っちゃだめよ。」 と教えられ、オススメ回転寿司屋の割引券までくれた。 ホントに、札幌の人は温かい。
すっかり良い気分になり、お腹も適度に膨れると そうだそうだ、温泉に来たんだっけ。 と本来の目的を思い出した。 素敵なお姉さんと焼き鳥屋のお兄さんに 楽しかったお礼と別れを告げ、外に出る。 「おおっ、雪だ」 まるでドラマのように、雪が舞っている。 焼き鳥と人の温もりで温まった体に、冷たい雪が何とも心地よい。 その後、のんびり温泉につかり ホテルに帰ったのは深夜も過ぎたころであった。
翌日、ホテルと空港で、たくさんの札幌土産を買ったが、 一番のお土産は、なんと言っても お姉さんがくれた回転寿司屋の割引券である。 この割引券を使って、美味しいお寿司を お腹いっぱい食べられる日が待ち遠しい。 今度、札幌へ行くのはプライベートが良いなー |
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