Manaboo's Essay -- as the whim takes me -- マナブーきまぐれ独り言
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エンジニア思考 2005/9/26 はてなダイアリー日記によると 『現代用語の基礎知識2006』掲載キーワードが発表されたとのこと。 「萌え」の意味を、今年になって知ったマナブーとしては これから、もっと勉強せねばいかんと思うぞ。 キーワードの中では、「中二病」とか笑えた。 若いという存在自体が、ロックであるな。 「3秒ルール」を理解した上で、 食べ物が落ちた後、じっと見つめて 1分ほど経過したら、「よしっ」と拾って食べる。 これもまた、ロックである。
ま、おバカな話題はこれぐらいにして、最近のおすすめ映画でも。 まずは、チャーリーとチョコレート工場 ティム・バートンとジョニー・デップの組み合わせで 面白くないわけがないと期待して観たが、 またまた傑作の誕生である。 映像と音楽だけで幸せになれる感じが良いなー それにしても、ジョニー・デップの芸達者ぶりには驚かされる。 とても、ブロウと同じ人とは思えない。。 もう一本は、 シンデレラマン 暴力沙汰でお騒がせがちなラッセル・クロウのせいか 米国での興行成績はイマイチであったが、 さすがは、名匠ロン・ハワード監督。 何とも映画らしい映画で、見ごたえがあるぞ。 小さな子供がいるパパたちは、ハンカチ片手に観よう!
さて、ようやく本題へ。 なるほどと思う内容で 私の周囲にも、「エンジニアらしい」人は多い。 実際、エンジニア思考を持つことは、 仕事の上でも、日々の生活でも役に立つことが多い。 例えば、JRのSuica(スイカ)を使った自動改札。 ソニーが開発した非接触ICカード「FeliCa(フェリカ)」が使われているのだが、 この自動改札に、よくひっかかる(嫌われる)人がいる。
改札を通り抜けるためには、Suicaを読み取り機にかざすのだが、 この時、
必要がある。 自分が原因で(前の人や機械のせいでなく)ひっかかる人の多くは、 2の「時間」をクリアしていないようである。
JRでは、Suicaの読み取り距離を約10cmとしてあるので 「距離」については、ほとんど問題がない。 ところが、急いでいると「時間(約0.2秒と言われる)」で ひっかかる人が続出するので、「タッチ&ゴー」としている。 つまり、「距離」だけを考えると、タッチする必要はないのであるが、 「時間」を稼ぐために、タッチという行為を求めているのである。
こういった仕組みを知っていると、 Suica(スイカ)の自動改札でひっかかる確率を低くすることができる。 マナブーのおすすめは、バトンタッチ方式である。 そう。陸上のリレーで、次の走者にバトンを渡すように。 急いでいるあなたも安心、バトンタッチでスイスイスイカ改札抜け術 Suicaを入れた財布や定期入れを手に持ち、改札を通るときに
手から入って、手を残す感じにすると良いぞ。 こうすると、読み取りに必要な「時間」も稼げるし、 (ひっかかる原因となる)「前の人との距離」も稼ぐことができるので まず、無事に通り抜けられるはずである。
ところで、便利なエンジニア思考も、行き過ぎると困りものとなる。 例えば、心臓のペースメーカーを利用している人が 携帯電話の電源を切ってくださいと言ってきた場合、 「携帯電話の電磁波からペースメーカーが受ける影響は と答えたところで、ペースメーカー利用者の不安はなくならない。 まあ、こんな極端な人はいないだろうけど、 「安全であること」と「人が安心と感じること」は別物であることを 理解していないエンジニアも多いと思う。
最近は、エンジニア思考にも、人の気持ちやコミュニケーションを 重視する傾向が強くなってきたのは、喜ばしいことである。 電子政府・電子申請でも、 バランスの取れたエンジニア思考を大切にして欲しい。 |
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