アイアンマン
アメコミ原作のヒーローアクション『アイアンマン』を観ました。大人も十二分に(大人こそか?)楽しめる内容で、完成度は高い。
最近のアメコミ映画は、渋めの演技派俳優を起用することが多いけど、ロバート・ダウニー・Jrとは渋すぎるわ。他方、ジェフ・ブリッジスの豪快オヤジ振りも楽しい。
ロバート・ダウニー・Jrと言えば、彼にかなり似ている(顔だけでなく、背格好や髭まで)友人がいるのだけれど、いくら「ロバート・ダウニー・Jrに似てるなー」と言っても、「誰それ?」となってしまう。
「えーと『チャーリー』って映画でチャップリンを演じた俳優で・・・」と一生懸命に説明するものの、全く伝わらない
が、そんなもどかしさとも、これでオサラバ(のはず)
「ほらほら『アイアンマン』の主人公の俳優さー」で、めでたく理解してもらえることでしょう
ロバート・ダウニー・Jr自身は、薬物依存症で一時は俳優生命も終わったと思われたぐらいで、作者もそう思っていた。
そんな彼を「ゴシカ」で発見した時は、素直に嬉しかったなあ。
もともと実力があり、脇役も主役もこなす。
さらに薬物依存という地獄を見た彼だからこそ、『アイアンマン』の主人公は適役で、全米でも予想以上の成功があったに違いない。
ダウニーが出演する作品は、個性的な名作・佳作が多いので、『アイアンマン』と共にオススメでございます