行政支出総点検会議、各省庁でも無駄の点検が本格化

行政支出総点検会議

・行政のムダな支出を徹底的に是正し
・行政全般に対する信頼を回復する

を目指して設置(平成20年7月より)された会議です。

会議での検討結果は、「指摘事項~ムダ・ゼロ政府を目指して~(PDF)」としてまとめられ、平成21年度予算に反映されています。

対象となるムダ遣いは
・国
・独立行政法人等の公益法人
・特別会計

最近策定された「デジタルジャパン」原案でも、「あらゆる無駄を撲滅するデジタル・エコ社会」が掲げられており、「無駄の削減」は政府全体のトレンドと言えるでしょう。

ムタ(作者の名前)削減は困るけど ムダの削減は大歓迎でございます

といっても、無駄にも色々あるので、その処理についてはなかなか難しいところもあります。

近くで見ると「なんと無駄なことを・・・」と思っても、角度を変えたり遠くから見たりすると「実は、無駄ではなかった」といったことも。。

ミツバチの巣を観察すると、大多数は働き者のハチですが、あんまり仕事をしないハチも存在するとか。

これが本当だすると、「怠けバチたち」は果たして「無駄」なのか。

もしかしたら、人間にはわからない「彼らならではの役割」があって、巣全体としてのバランスを維持するために欠かせない存在なのかもしれません。

確かに、全員が全員、ものすごく洗練された効率的な仕事をする社員ばかりだと、なんだか息が詰まってしまいそう。。

まあ、行政にムダが多いことは、作者としても実感しているところなので、各省庁における自立的な取組みにも期待しましょう。

各省庁も、組織防衛として戦略的にムダの削減を考えておかないと、後々困ったことになるでしょうし。

ところで、国民やマスコミから注目されるのは、「作業のムダ」「お金のムダ」が多いと思いますが、より注目したいのは「人材活用のムダ」かと。

少ない労働時間でも豊かな暮らしを実践している北欧を見ると、女性、高齢者、障害者といった人材を、貴重な戦力として大切に育て活用しているようです。

公務員は、もともとは志も高く真面目で優秀な人が多いのだから、もっと上手に活用できれば、結果としてお金のムダも減ると思うのですが。。

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“行政支出総点検会議、各省庁でも無駄の点検が本格化” に1件のコメントがあります

  1. 無駄撲滅は貴族意識の撤廃から
    国の予算を無駄遣いしている、という意識がないのが問題。

     役人は民間企業の血がにじむような努力を知らない。

     特別な優秀な遺伝子を持つかのような貴族意識があるため、「無駄遣いしている」という意識が欠場している。

     キャリア組が領主気分になって下位のノンキャリア組を使役している。

     勝手に「士農工商」の身分制を復活している。

     実質仕事をしていないにもかかわらず高給取りの人がいるのが問題。

     「判を押す」身分と「判を押して貰うように依頼」する身分に分かれている。

     元々、判子は仕事をしないで怠けている上司の決済機能を部下が代行するために発明されたシステム。

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