自動車ワンストップサービス、利用者ごとのサービスモデルを作ろう

本ブログでも、自動車関連申請手続ワンストップサービスの開始を紹介しましたが、約1ヶ月が経過した現在、いまだ利用数は数件らしい。さて、どうしたものやら。

利用が増えない理由はたくさんありますが、利用者の視点が足りないことは明らかです。利用者の視点を取り入れるのに有効なのが、利用者ごとのサービスモデルを作ることです。

利用者=購入者(個人)と思いがちですが、そうではありません。自動車ワンストップサービスの利用者は、自動車販売企業、リース会社、ローン会社(銀行などの金融機関)、行政書士等の代理人などが、優良顧客となり得る利用者でしょう。

つまり、上記の有望な利用者層に説得力のあるサービスモデルを提案できない限り、利用者が増えることはないと言えます。

ところが、行政には、そうしたサービスモデルを考え実行する能力がありません。なぜなら、彼らが最も苦手としている分野だからです。

自動車関連申請手続ワンストップサービスを行政主導で運営している限り、利用数を増やすことは難しいので、インターネット上で自動車販売等のノウハウを持っている企業などの協力を得る、あるいは委託するといったことが必要ですね。