本気で稼げ!ヤフオクで儲ける100のルール、「利用者視点」は利害の一致から
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ヤフーオークションを利用して、できるだけ少ないリスクで、しっかり儲けましょうという本です。
電子政府サービスを考える上でも参考になることが多く、行政関係者も、下手なコンサルティングを受けるよりは、こうしたわかりやすい本を読んだ方が良いでしょう。
作者も、2年おきぐらいに、ヤフオクを利用して不用物を処分していますが、基本的なテクニックだけでも、知っているのと知らないのとでは大違い。
差がつくのは落札金額だけでなく、時間や手間と言ったコストでも大きな差が出ます。
例えば、同じ商品でも、出品するタイミングやタイトルだけで、金額が何倍も違ったり。。。
覚えたマーケティングのテクニックを実践する場としても最適です。
同じ商品が複数ある場合などは、スプリットランをやって、どのパターンが多くの人に見てもらえて、どのパターンが落札金額が高いかなどを比較・検証することで、より洗練されたパターンへと進化できるのです。
●電子政府サービスとの違い
せっかくなので、電子政府サービスとの違いを見てみましょう。
まずは、インセンティブの違いです。
ヤフオクでは、「利用者視点の配慮」=「儲けの増加」となっているので、出品者は一生懸命に「利用者の視点」とは何かと考えて、それを具現化する(目に見えて実感できるものにする)のです。
これに対して、電子政府サービスは、「利用者視点の配慮」=「行政側の得」となっていません。むしろ、「利用者視点の配慮」=「面倒で手間が増えるだけで、何の得もない」と利害が対立しています。
作者は、電子政府でも、行政職員のインセンティブについて、そろそろ真面目に考えた方が良いと提言しているのですが、なかなか具体的な施策となりません。
もう一つが、システムの使い勝手が改善される質とスピードです。
作者の場合、2年おきぐらいに登録し直して利用するので、その違いがまさに「実感」できるのです。
登録から利用、そして実際に利用してみると、以前と比べて格段に使いやすく、効率化・自動化されているのです。
そして、非常に重要なのが、利便性だけでなく、安全度・安心・信頼感などが同時に向上している点です。政府のように「面倒な電子署名など一切使うこと無しに」です。
電子政府では、「安心・安全」の名の下に、利用者の利便性が著しく低められています。
で、肝心の「安心・安全」が高いのかと言えば、そうではなくて、単に「行政側の責任回避手段・アリバイ作り」となっているのです。
こうして見ると、民間サービスと電子政府サービスの差は大きく、しかも広がるばかり。。。
そのことは、行政自身がよく理解しており、だからこそ国や自治体でもヤフーオークションを利用しているのですね。
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Unknown
ごぶさたしてます。本気で稼げ!ヤフオクで儲ける100のルールを買おうと思ったら品切れでしたが、1円の中古がたくさんあったのでお得気分で購入しました。
旬が過ぎたら
くろださん、こんばんは。
こちらこそ、ご無沙汰しております。
ご紹介した本は5年ほど前の本なので、アマゾン中古が安く手に入りやすいですね。
割と新しい本で定価が高い場合は、ヤフオクの方が安く入手できるようです。
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