実は悲惨な公務員 (光文社新書)
実は悲惨な公務員 (光文社新書)山本 直治光文社このアイテムの詳細を見る |
公務員(霞ヶ関)を経験した著者が、公務員と民間人、両方の視点から、その実態を解説しています。
作者の周りにも、多くの公務員がいます。親戚・知人・友人、仕事からプライベートまで、様々な場面で公務員と接する機会があります。
「この人、マジすごいわ」「こんなに働いて、大丈夫かな?」「こんなに優秀な人なら、もっと重要な仕事を任せた方が良いと思うんだけど。。」と尊敬・驚嘆・同情することもあれば、
「むー、この税金泥棒めぇぇ」「おのれは、何様のつもりじゃ!」「もっと、やる気みせんかーい!」と作者の中の阿修羅が出てくることもあります。
まあ、早い話が、色んな公務員がいて、作者が触れるのも、その中のほんの一部・一瞬ということ。これは、民間企業でも同じことかと。
さて、公務員の労働コストなど、公務員の給与や身分については、本ブログでもたびたび取り上げていますが、正規雇用の公務員に限れば、やはり恵まれているというのが作者の感想です。本書の著者も、それは認めているところです。
関連>>世界の公務員の成果主義給与|公務員の意識改革は「身分移管」が効果的|民間の力で行政のコストはこんなに下がる
特に、地方の正規公務員に限って言えば、民間企業との給与格差が大きくなり、「地方公務員は美味しい」と言われても仕方のないことかと。
目に余る公務員へのバッシングは論外ですが、公務員自身が、もっと事実を整理して、その実態や現状、生み出している成果などを、わかりやすく国民に伝えていくことが必要と思います。
結果が悲惨でもめげずに前向きに
http://shinsei.e-gov.go.jp/menu/prepare/questionnaire-summary.html
電子政府の総合窓口(e-Gov)では、e-Gov電子申請システムの使い勝手等について、 2008年(平成20年)10月20日(月)から2009年(平成21年)1月31日(土)までの間、 e-Govホームページを通じてアンケート調査を実施しました。
この度、その結果を下記のとおり、取りまとめましたのでお知らせします。
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僅か100人しか回答を寄せていないアンケート結果ですが、それなりに意味のある回答が多い。
1000人ぐらい回答があると、よろしいが。
「事前準備は難しいと感じている人が6割以上占めている状況がみられました。」
この回答は、e-Govの本質的部分を言い当てていないか。
ともあれ、今後もアンケートを実施していただきたいものだ。
e-Govへの期待
イエモリさん、こんばんは。
最新情報ありがとうございます。
アンケート調査の実施と取りまとめの公開は、とても良いことですね。
「事前準備」については、電子政府評価委員会でも議論されているところで、今後は少しずつ改善されていくと思います。
来年度は、e-Govがかなり改善されるようなので、期待しておきましょう。