プロジェクト・リスクマネジメント―リスクを未然に防ぐプロアクティブ・アプローチ
プロジェクト・リスクマネジメント―リスクを未然に防ぐプロアクティブ・アプローチポール・S. ロイヤー生産性出版このアイテムの詳細を見る |
CIOのITマネジメント、日本の電子政府はリスクが苦手でも触れましたが、日本の電子政府における今後の課題として、リスクマネジメントがあります。
「電子政府ユーザビリティガイドライン」の活用も、電子政府プロジェクトのリスク軽減に繋がりますが、今後は、より体系的・組織的・積極的なリスクマネジメントの実践が必要です。
なぜなら、電子政府に対して、景気・雇用対策として多額の税金が投入されることになり、今のままでは投資額に見合わない無駄遣いが繰り返されてしまう可能性が高いからです。
本書の発刊は2002年ですが、プロジェクト・リスクマネジメントに関する良書は数少ないので、一度は読んでおきたいオススメ書籍です
なお、リスクマネジメントのプロセスは、次の通りです。
1 プロジェクト機会の分析評価
2 リスクマネジメント計画
3 プロジェクト・リスク監査
4 継続的リスクマネジメント
5 リスクに関する知識(ナレッジ)移転
まずは、「機会とリスクの分析」から始めましょう