「ゆる体操」で一生介護いらずになろう!

「ゆる体操」で一生介護いらずになろう! (介護ライブラリー)
高岡 英夫
講談社

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草なぎ君のドラマ『任侠ヘルパー』を見てて思った。

これからは、老人も自己防衛の時代だなあと。

どんな世の中にも「弱肉強食」の要素があって、老人が弱い存在であると思われている限りは、狙われる可能性も高くなる。

ならば、いっそのこと老人がもっと強い存在になれば良いと思う。

といっても、ノリユキ・パット・モリタみたいに空手の達人になると言う意味ではありません

1 介護不要の元気な身体
2 社会性、公共性の高い市民意識
3 社交性、文化性を高める知的好奇心
4 犯罪から身を守る知識と知恵
5 政府に頼らない自立心と経済力

などを身に付けていくことが、これから老人となる人たちにとって、極めて重要な課題となるだろう、ということです。

とりわけ重要と考えるのが、「介護不要の元気な身体」です。

身体と心の関係は、科学的にも少しずつ解明されていますが、作者の周囲を見ても、いかに身体が大切な役割を果たしているかが、よくわかります。

60代ぐらいではあまり差が出ないのですが、70歳を越えたあたりから、各人の心構えや身体への配慮、日々のメンテナンスなどの違いで、どんどん差が出てくるように思う。

90歳ぐらいで元気にしている人たちから学ぶことはたくさんあって、元気なのは、それなりの理由があると。

本書で紹介されている「ゆる体操」は、低コストで続けられ効果も高いのでオススメですが、自分で効果が実感でき長く続けられると思えるものであれば、何でも良いでしょう。

できるだけ早い時期に、「身体リテラシー」を身に付けておくことが、これからの社会では必須となる。

元気な老人が増えれば、医療コストも介護コストも減るはず。

発想の転換が無ければ、高騰する医療介護費用の問題は、解決できると思えないしね

DVDで覚える自力整体
矢上 裕
新星出版社

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