ロンドン・コーリング:ライヴ・イン・ハイド・パーク

ロンドン・コーリング:ライヴ・イン・ハイド・パーク [DVD]
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SMJ(SME)(D)

『ロンドン・コーリング:ライヴ・イン・ハイド・パーク』

と言っても、クラッシュではなくてスプリングスティーンのライブだ。

ファンとしては、ちょっとおっかなびっくりで観た。

ブルースも、もう60過ぎだし、体型もちょっとメタボになりつつある。

70年代のブルースは、本当にカッコイイ。

そのパフォーマンスだけでなく、ファッションも。

それゆえに、年老いたブルースを見るのは、ちょっとドキドキする。

で、実際に見てみると・・・

やっぱり、ブルースはブルースだった。

以前のような体力もないし、声にしても高音が出なくなった。

それでも、彼が今できる最高のパフォーマンスを見せてくれた。

一つ一つのアクションやセリフが、笑っちゃうぐらいにカッコイイ。

大好きな『裏通り』がなかったのは残念だったけど。。。

「なぜ自分はブルースが好きなのだろう」と考えた時に

彼のバランス感覚があると思う。

「ロックはこうじゃなきゃいけない」みたいな説教臭いことも無く

楽しくて、カッコよくて、セクシーで、ロマンチックで、詩的で、メロディアスで、反骨精神があって、社会参加もあって、コミュニケーションもあって。

そんな懐の広さというか寛容さが、作者にとっては全部まとめてカッコイイ。

今度は、『ライヴ・イン・ニューヨーク・シティ』を観よう。

ライヴ・イン・ニューヨーク・シティ [DVD]
クリエーター情報なし
ソニー・ミュージックジャパンインターナショナル