政府が「共通番号」の名称を国民から募集、名前はけっこう大切
政府(番号制度創設推進本部)が、「社会保障・税に関わる番号制度」で使用する「共通番号の名称」を募集しています。
国民の皆様から「共通番号」の名称を募集します
http://www.cas.go.jp/jp/seisaku/bangoseido/meisyo_bosyu.html
応募方法は次の三つ。誰でも応募できます。
1)WEBフォームから
2)E-mail
3)郵送
締め切りは、平成23年3月23日(水)まで。
民間有識者による選考を経て、5月までに「政府・与党社会保障改革検討本部」で決定するとあります。
採用者には、表彰(賞状・記念品の贈呈)を行うと。
■名前は、けっこう大切
10-30万円ぐらいの賞金があれば応募も増えそうですが、まあ難しいのでしょうね。
「名は体を現す」と言いますが、番号の名前はけっこう大切と思います。
もちろん、番号制度の導入に多くの国民が反対している状況であれば、「名前だけ良くしても騙されないぞ!」と火に油を注ぐことになりそうですが、現在のように7、8割の国民が賛成している状況であれば、親しみやすくてわかりやすい名前の番号にすることは、意味のあることと思います。
やっぱり「国民管理番号」とか「国民監視番号」だったら、賛成の人も反対しちゃうだろうなあ。
いやいや、「全国民家畜化隷従番号」ぐらいまで突きぬけちゃえば、笑って許してくれるかも。
役人 「メスブタ3番、前へ出なさい」
国民 「はい。今月の手当て支給ありがとうございます。」
役人 「ん? 誰が人間語を話していいと言った?」
国民 「ブヒー、すみませんブー」
■どんな名称がありそうか
作者のオススメは、オランダを見習って「市民サービス番号」でしょうか。オランダは、20年以上かけて、納税者番号を「市民サービス番号」にしました。ナチス支配の歴史があり、番号制度には敏感なオランダだからこそ、説得力のある名称と思います。日本だったら、「住民サービス番号」でも良いでしょうか。
参考>>政府税制調査会海外調査報告(ドイツ、イギリス、オランダ)(PDF)
ありがちなのは、「国民安心番号」「公共保障番号」「死ぬまで安心、生涯保障番号」などでしょうか。
社会保障「Social Security」と税「Tax」を合体して
SAXナンバー
うん、なんかギリギリな感じが良いな。
役人 「では、あなたのSAXナンバーを教えてください」
国民 「そ、そうですね・・・7人ぐらいかなあ」
役人 「え? SAXナンバーですよ!」
国民 「す、すみません。ホントは2人です」
善良なる皆さまは、もっと真面目に考えて応募してくださいね