私の仕事における「紙書類の削減」に多大な貢献をしてくれたiPad4（第4世代）ですが、電子書籍の利用が増えたこともあり、32GBの容量では厳しくなってきました。容量ギリギリで使っているせいか、アプリが使っている途中で落ちてしまうことも。。

iPadシリーズも、第4世代の後に軽量化されたAirになってから、Air2、12.9インチiPad Pro、そして9.7インチiPad Proとモデルチェンジされています。

ということで、そろそろ買換え時かなと思い、「9.7インチiPad Pro（Wi-Fi + Cellular 128GB）」を「Apple Pencil」とセットで購入しました。税込み105,408円で、なんと10万円超！

我が家では、デジタル機器を購入する場合、減価償却した時に「1年間1万円」を目安にしています。これは、新しい機器を買い過ぎないようにするためのルールでもあります。

前回のiPad4は、2012年12月の購入価格が50,800円だったので、2017年まで使用すれば、「1年間1万円」になります。今年は2016年ですが、iPad（第4世代）は1万円以上で売却できるので、何とか「1年間1万円」は達成できるというわけです。

しかし、今回の「9.7インチiPad Pro」は単体でも9万円以上するので、さすがに「1年間1万円」は難しそうです。。

購入価格が高くなってしまったのは、iPad自体が値上がりしていることに加えて、Wi-Fi + Cellularモデル（Wi-Fiモデルより14000円も高い！）にしたことが影響しています。

実は、購入する直前までは「iPhoneのテザリングもあることだし、今回もWi-Fiモデルで良いかな」と思ってました。

ところが、月間通信量500MB未満は無料というnuro mobileの「0 SIM」が始まっていたことを思い出して、それならSIMが使えるモデルにしようと思い直しました。

ケースはクリアタイプに

ローズゴールドを選択したので、カバーもクリアタイプのローズゴールド色が映えるものにしてみました。

前回のオレンジ色とは違う落ち着いた明るさで、なかなか良い感じです。※実物は写真よりも明るい感じです。

価格も1500円以下と、お手頃でした。

	iPad Pro 9.7 ケース クリア ESR iPad Pro 9.7 カバー レザー PU スタンド機能 スリム傷つけ防止 オートスリープ ハード 三つ折タイプ iPad Pro 9.7 インチ スマートカバー (ローズゴールド)
	クリエーター情報なし
	Electronic Silk Road Corp

ちなみに、4年間一度も変えることが無かったiPad4のカバーは、ぼろ雑巾みたいになりました。

カバンも軽量タイプに

いわゆるビジネスカバンは、仕事でもほとんど持ち歩くことはなくて、iPadが何とか入るワンショルダーバッグを愛用しています。今回、iPad4より軽い「9.7インチiPad Pro」になったので、カバンもより軽いものに変えてみました。

	ProCase 11 – 12インチ ノートパソコン 鞄　メッセンジャー ショルダーバッグ ブリーフケース スリーブケース 12” Macbook Surface Pro 4 3, 11 12インチ ノートパソコン Ultrabook Tablet Notebook MacBook Chromebook Computer専用 – グレー
	クリエーター情報なし
	ProCase

iPad、モバイルバッテリー、イヤホン、Lightningケーブル(充電ケーブル)を入れたら終わりです。

あと、ポケットティッシュぐらいなら入れても良いかな。

「9.7インチiPad Pro」を使ってみて

実際に手にとって使ってみると、腕の負担が全然違いました。上腕筋に優しい軽さですね。サクサク動いてくれるので、作業スピードもアップしました。もちろん、アプリを使っている途中で強制終了されることもありません。

iPhoneでおなじみの、Touch ID（指紋認証センサー）も快適です。より快適に使えるように、カバーを開けたときTouch IDだけでロック解除されるように（ホームボタンを押さなくて済むように）しています。変更方法は、次の通りです。

設定＞一般＞アクセシビリティ＞ホームボタン＞指を当てて開く

改善されたと聞いていましたが、スピーカーの音にはビックリしました。そこそこのモバイルスピーカーと同じぐらいの音がするので、プリンターの上に鎮座していたBluetoothスピーカーは処分してしまいました。

「Apple Pencil」は、試し書きぐらいなので、仕事での手書きメモが不要になるかは、まだわかりません。とりあえず、「ペンが長い！」とは思いましたが。。使っている時に、画面と接触する音（カツカツ･･･みたいな）が気になるかもしれません。

「0 SIM」の設定と通信速度

「0 SIM」は、iPhoneのSIM交換と同じ要領です。

WiFiが使える環境で、iOS用の「APN構成プロファイル」をダウンロードしてインストールした後に、設定＞モバイルデータ通信をONにすればOKです。

実際に使ってみると、遅くても2-3MBぐらいのスピードは出ているようなので、私の用途では十分です。知らないうちに500MBを使ってしまわないよう、普段はモバイルデータ通信をオフにして、使うときだけONにしています。

「9.7インチiPad Pro」には、「Apple SIM」も内蔵しているのですが、海外の空港やコンビニ等で売っているプリペイド型のSIMに比べると割高のようです。なので、実際に海外へ行ったときに利用を検討したいと思います。

総じて、「9.7インチiPad Pro」は、非常に快適です。

まだ重たいiPadを使っている人は、買換えを検討しても良いですね。

ただ、10万円の価値があるかと言えば、微妙なところです。これでも一度は値下げしたのですが、個人的には7-8万円が適正価格だと思います。