日本・エストニアEUデジタルソサエティ推進協議会を設立しました
日本・エストニアEUデジタルソサエティ推進協議会を設立しました。
英語名称は、Japan Estonia/EU Association for Digital Society で、略称は、JEEADiS です (ジェアディスと読みます)。
ウェブサイト: http://www.jeeadis.jp/
フェイスブック: https://www.facebook.com/jeeadis
ツイッター: https://twitter.com/JEEADiS
団体の運営等については、最近は裏方の作業に徹することが多かったのですが、今回は設立メンバー(理事)として主体的に取組むことになりました。
エストニアは、人口130万人あまりの小国ですが、政府のデジタル化に成功した国として注目を集めています。JEEADiSを通じて、エストニアやEUのデジタル戦略から学び、国内外の有識者の知恵を借りながら、「日本が目指すべきデジタル社会」を考え実現していきたいと思っています。
時々、「エストニアは日本の自治体ほどの人口規模で、日本の参考にはならない」と言われることがあります。これは、一面では全くその通りなのですが、それではエストニアと同じ規模の日本の自治体が、エストニア並みのデジタル社会や電子政府を実現できるかと言えば、現在はほぼ不可能な状況にあります。
つまり、国の規模を理由にした「できない論」は、あまり意味が無いと思うのです。
エストニアの取組みを調べていくと、デジタル社会へ移行するために欠かせない要素が、いくつか見えてきます。それは、法令、情報(データベース)、情報システム、セキュリティ(安全保障)、人材の5つです。
エストニアで実現されている、「会社の設立登記が最短18分!」といった表面的なことばかりを見ていたら、エストニアの本質は(良いところも足りないところも)見えてこないでしょう。
私自身も、まだまだ勉強中の身ですが、エストニアやEUのデジタル社会に向けた取り組みを紹介しながら、日本のデジタル社会への移行をお手伝いできれば幸です。