エストニア駐日大使が語る、日本とエストニアとの関係

“Prime Minister [Shinzo] Abe’s visit to Tallinn in January … shows that we are on Japan’s map”
https://eurobiz.jp/the-interview/part-of-a-new-tradition/

エストニア駐日大使が、最近の日本とエストニアとの関係について解説しています。

・2010年以降、エストニアを訪れる日本人の数はほぼ4倍になった。
・2017年には、2万8千人の日本人がエストニアに訪れた。
・安倍首相が今年の1月にタリンを訪問したことは、両国の関係にとって大きな成果。
・今年の8月に発効した二重課税の回避に関する合意も大きな成果。
・両国は、ICTとサイバーの分野でより多くの協力を目指している。

関連>>エストニアとの租税条約が発効します 2018年8月31日 財務省
https://www.mof.go.jp/tax_policy/summary/international/tax_convention/press_release/20180831ee.htm
エストニアに会社を設立することで、エストニアの税制優遇制度を活用しやすくなりますね。
State favours simplifying foreigners establishing businesses in Estonia
https://news.err.ee/864617/state-favours-simplifying-foreigners-establishing-businesses-in-estonia
エストニア政府は、エストニアで非公開の会社を設立するために、欧州経済圏(EEA)国にある口座の使用を許可する計画を承認したと。


地方自治体における業務プロセス・システムの標準化及びAI・ロボティクスの活用に関する研究会(第1回)平成30年9月21日
http://www.soumu.go.jp/main_sosiki/kenkyu/process_ai_robo/daikai01.html

標準化もクラウド化も、データベースや情報システムのガバナンスによるところが大きいので、小手先をいじっても変わらないですよね。これまで進めてきて変わらなかったのに、同じような方法で変わると思っているのか、それとも本気で変える気がないのか、よくわかりません。とりあえず、テキストデータを抽出できない資料の公開は止めて欲しい。
関連>>災害復旧を拒むバカの壁――なぜシステムの標準化は進まないのか
http://bunshun.jp/articles/-/9142
日本には1718の自治体があり、極端に言えば1718通りのフォーマットがある。コンピューター・システムも「地方分権」の名の下に各自治体が思い思いのシステムを構築してきたので、データの共有が進まないと。


DXレポート ~ITシステム「2025年の崖」克服とDXの本格的な展開~
経済産業省 商務情報政策局
http://www.meti.go.jp/shingikai/mono_info_service/digital_transformation/20180907_report.html
課題を克服できない場合、DXが実現できないのみでなく、2025年以降、最大12兆円/年(現在の約3倍)の経済損失が生じる可能性があると。民間企業のデジタルトランスフォーメーションについては、役所がとやかく言うものではないので、それができない企業を税金で無理に延命することをせず、自然淘汰されるようにして欲しいですね。問題は、デジタルトランスフォーメーションできない役所がボトルネックになり、社会全体のデジタル化が遅れることでしょう。
関連>>経産省の衝撃レポート「2025年の崖」、基幹系システム瓦解の現実味
https://tech.nikkeibp.co.jp/atcl/nxt/column/18/00138/091400141/


「AIが仕事を奪う」への疑問 いま、“本当に怖がるべきこと”は
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1804/13/news018.html
職業自体はなくならないし、その職業に求められる成果も変わらないが、成果を上げるためのタスクは、デジタルなハードかインターネット上のサービスによって自動化されるので、デジタルに対応できない人から失業する可能性があると。エストニアでは、自動化により無くなった職業がありますけど、いつの世にも時代と共に職業は消えたり生まれたりしてます。不確実な環境下で生物が生き残るためには、学習が必要ということですね。


神戸で始まったIT調達改革、失敗恐れずスタートアップに任せる意義
https://tech.nikkeibp.co.jp/atcl/nxt/column/18/00138/091900145/

神戸市はコスト削減や市民サービス向上などで大きな効果が確認できれば、「最大で数千万円の予算を組んで成果物を調達する」。選定された7社がプロトタイプの開発に取り組んでいて、2018年11月をメドにプロトタイプを実証実験で評価する予定と。良い試みと思います。
関連>>Urban Innovation KOBE
http://urban-innovation-kobe.com/
請負ではなく「協働」、仕様ありきではなく「実証実験」から、企業規模・実績ではなく「利用されるシステム」へ


日報問題で揺れる防衛省、文書管理システムに558億円の謎
https://tech.nikkeibp.co.jp/atcl/nxt/column/18/00138/092700151/
「AI(人工知能)を活用して文書を管理する」というコンセプトだと。エストニアの国家IT予算の5-6年分かな。文書管理というよりは情報管理の再構築が必要そうですね。
関連>>我が国の防衛と予算-平成31年度概算要求の概要-
http://www.mod.go.jp/j/yosan/2019/gaisan.pdf
防衛省AIデータ管理基盤(クラウド)の整備(558億円)

データセンターと通信への影響、北海道地震で生かされた経験
https://tech.nikkeibp.co.jp/atcl/nxt/column/18/00432/091900034/
停電の長期化への備えが課題と。一箇所のデータセンターに依存することは避けた方が良いですね。

DropboxをC2サーバとして悪用する、日本を狙った新たなマルウェアを確認
https://www.lac.co.jp/lacwatch/people/20180925_001704.html
不正通信を検出するためには、ブラックリストに頼るのではなく、プロキシログなどの通信ログを通信頻度や通信パターン、発生時間などから多角的に調査し、判断する必要があると。

中国のネット世界で不可欠な、点数化された個人信用情報
http://ascii.jp/elem/000/001/748/1748303/
芝麻信用はクレジットカードのシステムが普及していない中国における与信業務。芝麻信用の信用スコアを、中国政府による“国民総監視”と解釈する人や記事が日本では多いが、芝麻信用の点数が大幅に下がる要素は、傷害などの犯罪や、極論を言えば国家転覆を企てるような犯罪ではなく、借りた金や商品を返さず踏み倒した場合であると。

データ覇権争い 動く「日本株式会社」
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO35884640Y8A920C1SHA000/
今年、フィンテックなどの議連を率いる根本匠氏は欧州、政府の未来投資会議を担当する越智隆雄内閣府副大臣はエストニアをそれぞれ訪ね、データ戦略を探ったと。電子政府でも、今後の注目は中国とインドです。

カリフォルニア州接続される機器(コネクテッド・デバイス)のセキュリティ法 仮訳
https://blog.goo.ne.jp/yuasah1970/e/c2f2cfc4a7f7ea8c0d9b2a21dcd4d37d
接続される機器の製造者は、当該機器に合理的なセキュリティ機能等を備えているものとする。

日本年金機構の平成29年度の業務実績の評価結果について
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_01717.html
「外部委託の推進」がD判定、「内部統制システムの有効性確保」と「個人情報の保護に関する事項」がC判定になっています。
C : 年度計画をやや下回っている。
D : 年度計画を下回っており、大幅な改善が必要。

健康のキーパーツ“毛細血管”の状態を観察し、
“未病”状態の改善につなげる「血管美人」
https://www.dreamgate.gr.jp/contents/case/interview/61661
毛細血管スコープと毛細血管画像解析ソフトで構成されており、指先にオイルを塗って装置に置くだけで、自分の毛細血管の状態観察や長さの測定ができると。将来的には、各家庭に「ホームドクターキット」みたいなものが普及しそうですね。

「デジタル・ベースド・メディスン」の時代へ
[第3回] ターゲットは身体の“ナカ”から“ソト”に
https://tech.nikkeibp.co.jp/dm/atcl/feature/15/073000169/100200003/
認知症をはじめとする「中枢神経系」(CNS;Central Nervous System)領域における国内外の事例を紹介。身体のナカ(血中)ではなく、身体のソト(体表、行動、言動、など)をターゲットとした「デジタルバイオマーカー」や「デジタル処方アプリ」を探索している。進化した形として、生活・検査・予防・治療が一体化した融合した世界を想像できると。

日本の医療制度を見習ってほしい
https://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/di/column/emi/201810/558000.html
カナダの公的医療では、専門医の数は少ないため、GP(General Practitioner、総合診療医)に紹介状を出してもらってもすぐ受診できるわけではなく、治療が遅れると。GP制度への不満はよく聞きますね。エストニアの病院では、「待合室に人があふれている」という状況は見ませんが、救急の窓口だけはそれなりに混んでました。日本の公的医療はフリーアクセスなので、患者にとっては天国ですよね。それを持続できるかどうかが問題と。。


入力30分、国選択は「ア行」から…東京五輪ボラ応募フォームに批判の声、組織委に聞く
https://otonanswer.jp/post/24788/

Q.ボランティア応募フォームは誰が、いくらで制作したのですか。
担当者「過去の大会でも実績のある(フランスに拠点のあるIT企業)『AtoS(アトス)』が受託しています。個別の契約内容については回答を控えさせていただきます」とのこと。システム自体の大きな改定は予定していないそうなので、しばらく改善は難しそうですね。

関連>>アトス株式会社
https://atos.net/ja/japan
テストは20万時間、東京五輪ITシステムの舞台裏
https://tech.nikkeibp.co.jp/dm/atcl/feature/15/110200006/060800082/


子ども虐待による死亡事例等の検証結果等について
平成30年10月3日 厚生労働省子ども家庭局
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000173329_00002.html
平成30年3月に発生した事例のみを検証し、事例から問題点を抽出して、それに対する対応策をまとめたと。国への提言として、
・一時保護等の措置の解除の際や家庭復帰の判断の際、チェックリストの活用等により客観的に状況把握した上で判断し、保護者を具体的に支援するための計画を作成すること、また、計画を確実に行うため必要に応じて家庭裁判所の勧告制度を活用することの徹底
・解除後は、児童福祉司指導や地域の関係機関による支援などを行い、進捗状況を関係機関で共有し、リスクが高まった場合には、客観的なアセスメントに基づき、再度一時保護することの徹底
・協同面接で得られた情報や結果の取扱いについて、検察庁、警察、児童相談所の3者が共通認識をし、その情報を児童相談所において有効活用することを周知
・通告後、保護者が子どもの面会を拒否する等により子どもの安全確認ができない場合、その事実に対して適切にアセスメントを行った上で、立入調査を実施することの徹底 など

幼児教育の無償化
http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/youchien/1409735.htm
幼児教育の無償化に向けた取組の段階的推進(幼稚園就園奨励費補助)、幼児教育の無償化に関する住民・事業者向け説明資料など。
・3歳から5歳までの子供たちの幼稚園、保育所、認定こども園などの利用料が無償化されます。
・消費税率引上げ時の2019年10月1日からの実施を目指すこととされています。
・0歳から2歳児の子供たちの利用料については、住民税非課税世帯を対象として無償化されます。
・就学前の障害児の発達支援(いわゆる障害児通園施設)を利用する子供たちについて、利用料が無償化されます。


日本政府が財政赤字で破産寸前!そのとき何が起きるのか
https://diamond.jp/articles/-/181389
自国通貨建ての借金だから安心と。日本政府は破綻しなくても、エネルギーも食料も輸入に頼っているのだから、悲惨な状況が待っているでしょう。

アルコール依存症の人とそっくり! 「果糖」をとりすぎた人はどうなるか
https://diamond.jp/articles/-/181426
地球上最大の2型糖尿病発生率にみまわれているのがサウジアラビアとマレーシアであるのもうなずける。イスラム圏の国だから酒は飲まないのだが、その代わりに、清涼飲料水を浴びるように飲んでいると。原書は2012年出版で、アマゾンのキンドルだと150円でした。
日本語教室で、イラン、パキスタン、バングラディッシュなどイスラム国家出身の学習者と数多く触れてきましたが、例外なく「コーラ大好き!」でしたね。でも、日本で生活するうちに「カロリーゼロのノンアルコールビール」とかを飲むようになっていく。。