電子政府のベンダーロックインと官製談合
新規参入ベンダーを火だるまにする官公庁の「伏魔殿」、デジタル庁に募る不安の正体
木村 岳史 日経クロステック/日経コンピュータ
https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/column/18/00148/070800181/
官公庁のシステム開発案件において、既存システムの面倒を見ているITベンダーしか応札しない「1者応札」が問題になっているようだが、そんなのは当たり前。危ない客の汚名を返上しない限り、その官公庁を「ロックイン」しているITベンダー以外は寄りつかないと。
ベンダーロックインは、データや業務が人質になっていると言われますが、現状は、いわゆる「官製談合」なんですよね。でも、それ以外の選択肢が見えてこないというのが日本の電子政府と思います。
この記事にもあるように「見える化」というのは一つの突破口で、透明性を核として公的業務全体の相互運用性を確立していくことを目指すのが良いと思います。ある程度の相互運用性を確立しないまま電子政府を進めても、調整コストにより人もお金も浪費されるばかりと思います。