運動の神話: 運動しないよりは運動した方が良い

ジムで運動しながらオーディブルで「運動の神話」を聴き読みしました。米国での出版が2020年なので、最新の運動・トレーニング理論まではカバーできていませんが、運動が好きな人は読んでおいて損はないでしょう。

書いてあることは、割と常識的な話が多く、「運動しないよりは運動した方が良い」、「激しい運動は運動しないよりは良いけど注意が必要」といった内容です。

人間は省エネモードで生活できるように作られていて、パワーよりも持久力を重視する動物なので、無理に運動しなくても良いという考え方がある中で、この本では適度な運動を推奨しています。私もマラソン大会に出るよりは、気持ちが良い気候の中で、ゆっくり周りの景色を楽しみながらのジョギングが好きです。

この本に書いてあることを実践するのであれば、週2回15-60分ほどの筋トレ(全身法)をジムや自宅で行い、日常生活の中にウォーキング(早歩き)など心拍数を少し高くする運動(各5-30分)を取り込むのが良いと思います。

私ぐらいの年齢になると、筋トレでも無理な重量は扱わず、運動後のクールダウンや回復・修復に時間をかけるようになりますが、ついつい頑張ってしまう人が周囲には多いですね。