おっぱいダンス

先日、友人宅で「おっぱいダンス」を披露して、子供(男の子:もう少しで3歳)を泣かせてしまった。うーむ、もう少し、私も大人にならねばいかんな。。

梅雨入り前の五月、大学時代の友人と屋内バーベキューをすることに。

会場となる友人A宅に、私は少し遅れて到着。

家にいるのは、友人A(パパ)と子供E君、友人BとCの計4名。

私が到着すると、玄関で友人BとCが出迎え、

二個のゴムボールを差出しつつ

「早く、このボールを胸に入れて、おっぱいおっぱい!」

可哀想に・・・

こやつらも、ついに欲求不満でおかしくなってしまったか。。

と思ったのだが、そうではないらしい。

なんでも、人見知りの激しいE君と遊ぶ中で、

ようやく笑ってくれたのが、この「おっぱいギャグ」だったらしい。

そうと聞いては、やらないわけにはいかない

そして、やるからには中途半端は許されないのだ

いざ、E君の所へ馳せ参じ、

「おっぱいギャグ」のハイグレード版である

「おっぱいダンス」を披露

我ながら、ほぼ完璧の振り付けでダンスをすること15秒。

見る見るE君の表情は引きつり

それが限界に達すると、

「うえーん、パパー」と友人Aの元へ駆け寄り、

そのまま大号泣

ガーン

男の子とオス犬だけには大人気の作者であったが、

そんな自信も崩壊

これでは、爆笑を誘うどころか、トラウマではないか

ショックに耐えながら友人BとCを見ると、ゲラゲラと爆笑している。

うぬぬ、許さん~

と怒っても仕方が無いので、作者なりに失敗の原因を分析。

・友人BとCは、パパ&E君と買物を済ませ、1時間ほど一緒に過した
・その間に、E君も友人BとCに少し慣れた
・E君と友人BとCの間に、ささやかな友好関係が成立
・その友好関係があればこそ、「おっぱいギャグ」をE君は喜んでくれた

ということだ。ところが、

・そうした友好関係がない状態で
・いきなり登場したオッサン(作者)が
・「おっぱいギャグ」を通り越して
・そのハイグレード版である「おっぱいダンス」を披露した

そりゃー、号泣するわな

実はビジネスでも、相手との関係が壊れていると、どんな立派なことや優れたプランを提案しても、相手には届かないのである。

うんうん。子供と遊ぶと、色々と勉強になるわい。

ということで、E君には2時間ほど警戒の眼差しで見られたものの

その後は無事に和解して、一緒に仲良く遊ぶことができたのであった。

めでたし、めでたし