テキサス・チェーンソー ビギニング

テキサス・チェーンソー』の続編『テキサス・チェーンソー ビギニング』を見ました。前作より残酷シーンは増したものの、謎めいた部分が減っていくに連れて、怖さが半減してしまったような。。

小学生のときに見た『悪魔のいけにえ』は、そりゃー怖いのなんのって

前作の『テキサス・チェーンソー』は、『悪魔のいけにえ』の雰囲気を残しつつ、お金をかけた分、作品としての質を高めてたような。

このシリーズの怖さは、やはり「不条理さ」にあると思う。

「一体なんなんだ、こいつらは?」

という「知らないもの」「理解しがたいもの」への恐怖である。

ところが、レザーフェイスら殺人一家の事情や背景が明らかになることで、より身近な存在となってしまうのである。

こうなると、ホラー映画の怖さが少なくなって、単なる残酷シーン映画になってしまうように思うのね。

とは言え、シリーズを見たことない人なら、十分に彼らの狂気を感じられると思うので、怖がりの人は失禁しないようにねー

関連>>テキサス・チェーンソー ビギニング(公式サイト)