IC・ID カードの相互運用可能性の向上に係る基礎調査

IPAセキュリティセンターから「IC・ID カードの相互運用可能性の向上に係る基礎調査」の報告書が公開されました。『IC・IDカード』を『ICカードを使ったIDカード(個人等を識別する)』と定義して、相互運用の現状、ニーズ、今後の展開などを整理しています。

電子政府関連としては、公的個人認証(国民向け)、HPKI(医師や看護士など)、国家公務員ICカード、住民の保健医療福祉分野で本人認証、大学・UPKI(学生、教授など)などがあります。

なお、運転免許証については、取り上げられていませんでした。

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さて、作者の場合を考えてみると、IDカードを使う機会は、それほど多くありません。そして、ほとんどの場合(民でも公でも)が運手免許証で足ります。

海外では、もちろんパスポート。

住基カード(公的個人認証サービスの電子証明書を格納)は、使う機会なし。

あ、総務省の建物に入るときは、「電子政府推進員の証(←何気に便利)」を使うなあ。

ということで、作者に限って言えば、今のところ『IC・IDカード』の相互運用で悩む機会は無さそうです。

それよりは、『IDカードとして機能しないICカード』である交通系カードや電子マネー(スイカ、Edyなど)は、相互運用というか統合して欲しいですね。

特に、スイカが地下鉄でも使えると、とっても便利

ところで、「一枚のICカード(例えば住基カード)で対面での本人確認、電子申請、金融機関ATM、クレジット、電子マネーと何でも使えるように」と言う人もいますが、仮にそんなカードができたとしても、作者としては使いたくありません

紛失した時のことを考えると、怖くて

いずれにしても、税金を投入する『IC・IDカード』の導入や相互運用については、きちんとニーズを把握しながら、慎重に検討してもらいたいですね。

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