特命係長・只野仁

友人がしきりに勧めることもあり、テレビ朝日のドラマ『特命係長・只野仁』を観たら、これがチョーくだらなくて、チョー面白い

テレビが娯楽である以上は、エンタメの要素は必須。

只野係長は、徹底されたエンタメで、しかも直球勝負。これだと、観ている方も気持ちが良いな~

エロエロシーンにも、どことなく爽やかさが感じられるのは作者だけか

ストーリー展開はいたって単純なのだが、勧善懲悪が根底にあるので、色々と気づかされることも多い。

例えば、大人の社会から見たイジメ問題や、企業が求められる社会性・公共性・公益性(コンプライアンスやリスク管理など)など、実に幅広い。

こうしたドラマを通じて、企業倫理を楽しく学ぶのも「あり」と言えよう。

もう一つ、このドラマで楽しいのが、出演陣の顔ぶれ。

ゲスト出演で、作者が学生時代に活躍したグラビアアイドルとかが出てきたりするのだ。

あれー、どっかで見たことあるような

と思いながら、番組最後のクレジットで名前を確認して、

あー、○○さんか。懐かしい~

となるのだ。

友人いわく、「原作のマンガは、すごくシリアスなんだよ。でもドラマはドラマで面白い。」

確かに、ドラマの原作、柳沢きみお氏のマンガと言えば、独特な暗さで有名。

しかも、作者が幼稚園ぐらいに初めて読んだマンガ雑誌に連載されていたぐらいで、超ベテラン。もう3、40年は第一線で活躍しているのだ。

うーむ、只野係長もすごいが、柳沢きみお氏はもっとスゴイわ

関連書籍&DVD>>新・特命係長只野仁 15 (15)特命係長 只野仁 DVD-BOX