警察庁から、「振り込め詐欺で使用された固定電話の電話番号」と「振り込め詐欺被害者が現金等を送付した住所」が公表されています。こうした情報をきっかけとして、家族や友人で「振り込め詐欺」について話し合うことが、一番の防止策と思います。

振り込め詐欺では、犯人が正規に営業している貸金業者や公的機関を装うため、「0120」や「03」などではじまる電話番号にかかってきた電話を携帯電話に転送させる仕組みを利用しているケースが見られるそうです。

ですから、公的団体や正規事業者の事務所や営業所と思って電話をしても、実際には詐欺者の携帯電話と繋がっているわけですね。

また、銀行振り込みではなく、書留、小包、普通郵便等で現金を郵送させたり、為替を送らせてだまし取る詐欺事件も増えているそうで、その場合は送付先の住所を確認することが必要です。

もちろん、公表されている電話番号や住所が全てではありませんので、下記のサイト等をチェックして、まずは騙されないように注意しましょう。

●「振り込め詐欺（恐喝）」事件にご注意！（警察庁）
被害状況や防犯方法など、総合的に情報提供されています。

●振り込め詐欺（警視庁）
国民向けに、簡潔でわかりやすく解説しています。

●振り込め詐欺にご用心！（政府広報オンライン）
防犯対策等を、ビデオ映像で学べます。

●振り込め詐欺のテクニック（警視庁）
実際の詐欺事例を、文章と音声ファイルで学べます。