サンシャイン 2057
渋めの豪華キャストによるSFサスペンス『サンシャイン 2057』を観ました。ちまたの評判はイマイチですが、映像もキレイだし、宇宙への敬意も感じられるストーリーだし、かなり楽しめました
出演シーンはそれほど多くないものの、さすがの存在感を示した真田広之には、今後の活躍を期待してしまう。
さて、宇宙探検のSF映画と言えば、『2001年宇宙の旅』が有名ですが、本作にもその影響がうかがえます。
人類にとって身近な存在である「太陽」をテーマにしているところも良いなあ。
古代から神として崇められてきた「太陽」は、身近だけども遠い存在でもある。
だからこそ、太陽に魅せられることもありましょう。
それに対して、人類の存在は、何とちっぽけなことか。。
ところで、自分にとって「身近だけど、かけがえの無い存在」というものは、周囲を見渡すとけっこうあるもの。
まさに、「人間は一人では生きていけない」状態なり。
などと、とりとめも無い想いに浸れる『サンシャイン 2057』、古典的なSF映画ファンにはオススメの作品でございます