「振り込め詐欺」の電話、初体験
以前、『警察庁が「振り込め詐欺」で使用された電話番号や住所を公表』などで、「振り込め詐欺」への対応を紹介しましたが、つい先日、作者のところにも「振り込め(未遂)電話」がかかってきました
電話がかかってきたのは両親の自宅電話ですが、電話に出た母親に対して兄の名前を名乗り、「携帯電話の番号が変わったので、新しい番号を教える」というものでした。
兄を名乗る男が、体調が悪いと言うものの、あんまりにも声が違うので不審に思った母親が、たまたまその場に居合わせた作者に電話を渡してくれた。
作者:あ、もしもし。兄貴?
男:ああ。俺だよ、○○だよ。
に、似てない・・・
あまりの似てなさ加減に、吹き出しそうになるのを何とかこらえて・・・
作者:テレビ、どうだった? この前、買ったやつ?
と、デタラメな質問をしてみる。
男:・・・。
作者:テレビだよ、テレビ。調子いいの?
男:週末、そっちに行くから。そう、母さんに伝えてといて。
作者:あ、じゃあ録画してもらったDVDも持ってきてよ。ちゃんととってくれた?
と、デタラメな質問を追加してみた。
男:・・・。じゃあ、行くから!(ガチャ、プープープー)
作者:あー、切れちゃった
念のため、兄の携帯電話にかけて、本人が拉致られていないのを確認してから、「今、両親のところに電話した?」と聞いてみると、「してないよ」と元気な返事が。
新手の振込み詐欺みたいのがかかってきたことを告げると、電話口で大爆笑してた
で、ネットで調べてみると、次のような記事がありました。
★「電話番号変えたから」新手の振り込め詐欺ご用心(日本海新聞)
http://www.nnn.co.jp/news/070419/20070419010.html
息子や孫の名前を名乗り、「携帯電話が壊れた(電話番号を変えた)」と新しい電話番号を登録させてから、現金をだましとろうとする手口があったと。
ふーん、色々と考えるもんだ。
情報セキュリティやマーケティングの観点では勉強になるかも
ということで、皆さんも「振り込め詐欺」には気をつけましょうね
関連>>振り込め詐欺:警視庁