新しい入国審査手続、入国申請時に指紋と顔写真の提供が義務化

法務省から、新しい入国審査手続の概要とQ&A(PDF)が公開されています。

テロの未然防止の観点から、個人識別情報(指紋、顔写真)の提供を義務化して、
・別人の旅券を使っている人を見つけやすくなる
・テロリスト等の要注意人物を見つけやすくなる

とのこと。なお、次の者は個人識別情報の提供が免除されます。

(1)特別永住者(いわゆる「在日●世」と言われる方など)
(2)16歳未満の者
(3)「外交」又は「公用」の在留資格に該当する活動を行おうとする者
(4)国の行政機関の長が招へいする者
(5)(3)又は(4)に準ずる者として法務省令で定める者

免除者でない外国人が、個人識別情報を提供しない場合には、日本への入国が認められず、日本からの退去が命じられます。

知らないとビックリするので、外国人の家族・友人・知人がいる人は、教えてあげましょう。

関連ブログ>>電子政府におけるICカードとPKIの市場(5):外国人の管理を強化する「在留カード」