K-1 WORLD GP 2007(韓国):気の毒なマイティ・モー選手

『K-1 WORLD GP 2007 IN SEOUL FINAL 16(試合結果)』をテレビで観ました。面白い試合が多かったのですが、残念だったのは「チェ・ホンマン×マイティ・モー」の試合。モー選手が思いっきり金的を蹴られたのに、なぜかダウンで判定負けとなってしまいました。

審判も人間なので、ミスジャッジは付き物。

観客や選手のことを考えると、ラウンドインターバル時などに、ビデオチェックして欲しいなあ。

K-1のオフィシャルルールを見ると、

第5条 【有効技】
キック: 前蹴り、ローキック、ミドルキック、ハイキック、サイドキック、バックキック、内股への蹴り、 飛び蹴り、ヒザ蹴り

とある。ホンマン選手は、モー選手に対して「前蹴り」を多用してたけど、金的に当たったのは、ビデオで見る限りは「内股への蹴り(インロー)」のような

で、第6条 【反則技】には

〈反則の種類〉
3. 金的への攻撃(ヒザ蹴りおよびパンチは、臍よりも下への攻撃はローブローとして反則を取る)。

とある。どうやらルール上は「ヘソ下(下腹部)へのキック」が許されているらしい。

いっそのこと「下腹部への攻撃は全て禁止」としてしまえば、ミスジャッジも減るんじゃないのかなあ

記事によると、試合結果が覆る可能性もあるらしいけど、早いとこ改善して欲しいと思いまっす