題名のない子守唄

ジュゼッペ・トルナトーレ監督のサスペンスドラマ『題名のない子守唄』を観ました。実に映画らしい映画で、よく出来ているなあと感心しました。

トルナトーレ作品の良いところは、エンターテイメント性を大切にしながら、人間をしっかり描いているところと思う。

「よくわからない芸術作品」としないところが、好きなのでございます。

本作も、最後まで引き込まれる展開で、あっという間の2時間でした。

家族向けでもカップル向けでもありませんが、映画が好きでハラハラドキドキしたい人には、おすすめでございます

ところで、川崎にある古株のシネコン「チネチッタ」が、イタリアにある有名な撮影所の名前からきているのは、映画ファンなら知っているはず。

美味しい料理と面白い映画を作れるイタリア人は、やっぱりすごいわ