興行から見た亀田家問題
亀田興毅選手の記者会見で、とりあえず問題が終結しそうな気配です。今回は、興行という視点から考えてみようと思います。
WBCフライ級タイトルマッチ:内藤大助選手×亀田大毅選手の試合は、会場のお客の入りは7割ぐらいだったそうですが、テレビは高視聴率で、興行的には一部成功ということでしょうか。
今回の騒動で、結果として得をしたのは協栄ジムのような気がします。
大毅選手の試合後の対応あたりから、協栄ジム(金平会長)のビジネス的な采配が目立ってきましたが、亀田興毅選手の記者会見を見て、色んな意味で感心してしまいました。
今回の記者会見や協栄ジムによる亀田一家処分で、
・亀田興毅選手の株(商品価値)が上がった
・うるさいお父さんがいなくなったことで、亀田一家の興行について協栄ジムの立場が強くなった
・亀田興毅選手の次戦で大きく稼げることが、ほぼ確実になった
早くも、「興毅VS内藤か!父離れ初戦いきなり世界: nikkansports.com」といったニュースが出ていることを考えると、ここまで全てシナリオ通りといった感じもします。
例えると、株取引みたいなもの。
亀田株を下げるだけ下げておいて(反則、バッシングなど)、底値で買い付けて(お父さん辞職させて、あたかもホワイトナイトのように亀田兄弟を救う)、記者会見で再び亀田株を急上昇させて、後は高値で売り切る(または、株価を吊り上げるネタを作りながら少しずつ売っていく)だけと。
株取引だと違法性を問われる可能性がありますが、ボクシングだからその心配もないだろうし。。
まあ、作者の想像に過ぎませんが、遠からずではないのかなあ