ダリオ・アルジェント:スリープレス
イタリアンホラーの巨匠、ダリオ・アルジェント監督&脚本の『スリープレス』を観ました。事件を追う元刑事と青年が、犯人を追って謎を解いていくという(ホラーと言うよりスリラーね)で、これぞアルジェント作品という感じ。名優マックス・フォン・シドーの起用も嬉しい
イタリアは芸術の国だけに、ホラー作品にも趣がある。その代表が、ダリオ・アルジェント監督かと。
アルジェント作品を観ていると、浦澤直樹のコミック「モンスター」と同じような雰囲気を感じる。まあ、あの年代の作家は、「サスペリア」を観て育ったと思うけど。。
そんなアルジェントと長年タッグを組んでいるのが、音楽担当のゴブリン。
ゴブリンがすごいのは、70年代からテクノやロックオペラみたいな音楽を使って、ホラー映画をエンターテイメントに仕上げていったところ。今聞いても、えらくカッコいいのだ。
ということで、ちょっと古典っぽい正統派ホラーが観たい人にオススメの作品でございます