年末は第九:ミューザ川崎シンフォニーホール&東京交響楽団 名曲全集 第33回

ミューザ川崎シンフォニーホールで行われた『東京交響楽団 名曲全集 第33回』を鑑賞しました。プロの音楽家による第九をライブで聴くのは初めてで、とても楽しめました。

「第九と言えば、年末の年中行事」という人もいると思うが、作者の場合は、小学生の頃に観た武田鉄矢が主演する映画『俺たちの交響楽』を思い出す。

映画の舞台は、奇遇なことに川崎の工場街。

その川崎に、日本でも屈指の完成度を誇るシンフォニーホールができ、そこで第九を聴けるのだから、なんとも感慨深いものがある。

今回の曲目は、

・J.S.バッハ/カンタータ第12番「泣き、嘆き、憂い、おののき」BWV.12より“シンフォニア”
・マルチェルロ/オーボエ協奏曲 ハ短調 「ヴェニスの愛」
・ベートーヴェン/交響曲第9番 ニ短調 op.125「合唱付き」

となっており、バランスの取れた良い構成であった。

機会があれば、また来年末も第九を生演奏で聴きたいなあ