1,108億円:社会保険オンラインシステムの年間運用コスト

平成15年度に支払った社会保険オンラインシステムの運用コストは、1,108 億円(消費税込み)です。ベンダーは、日立製作所とNTTデータです。

また、ソフトウェアの著作権が「開発を請け負った外部委託会社」に帰属しており、NTT データから利用許諾を得るために必要な残債返済総額は、約2,010億円となっています。

参照資料>>社会保険オンラインシステム刷新可能性調査(平成17年3月31日)

金額だけを見ると非常に高額ですが、作業単価、開発工数(開発規模から導出)、開発単価などは、標準的な価格の範囲内か若干高い程度とされています。

システム開発全般に言えることですが、開発規模や見積方法の妥当性、入札・契約方法について、「透明性」「客観性」「合理性」「効率性」を高めることが必要です。