Manaboo's Essay -- as the whim takes me -- マナブーきまぐれ独り言
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上野パンダツアー(3)
2002/11/21 あれから1時間は経っているから、もう起きてるだろう。 う、まだ寝てる。 しかも、幸せそうに。 仕方ない、少し待ってみるか。 と、待つ間もなく、リンリンお目覚め。 もちろん、起きてすることと言えば、 おやつのサトウキビを食べることであーる。 ムシャムシャ、バリバリ・・・ こう見えても、パンダらしく美味しそうに食べるは 大変なんだよー さすがは人気者のパンダ。 起きだしたら、たくさんの人がやってきた。 その1:ギャル二人組の場合 「キャー、パンダよ、パンダ。」 「わー、ホンモノ。めちゃカワイイ!」 「写真取らなくちゃ、写メール写メール!」 と、しばし二人して携帯でパンダ写真を撮りまくるが、 「でも、なんか汚いねー。」 「うん、次行こうか。」 うむむ、ギャル心と秋の空だな。 リンリン人気も、ものの3分で終わってしまった・・・ その2:カップルの場合 「わー、パンダだ。思ったより小さいなあ」 「そうねー、やっぱ人が入ってるのかなあ。」 「ははは、そうだねきっと。」 「でも、なんか汚いね。お尻のとことか。」 すっかり、ヨゴレなリンリンである。 まー、一日中ゴロゴロしているわけだから あまりキレイとはいえない。 特にお尻周辺は、白と言うよりは黒に近いような・・・ その3:親子(パパ&2歳ぐらいの女の子)の場合 「おー、パンダだぁ。ほらほら〇〇ちゃん、パンダだよー」 「パンダ、パンダ」 「いやー、ホンモノはかわいいなあ。ねー、〇〇ちゃん」 「・・・・・」 「あれっ、もうパンダいい? 次に行く?」 「うん、次に行く。」 その時、リンリンが動き出す。 「おー、動いたぁ。わー、こっち来るよ。」 目の前を通り過ぎて行くリンリン。 「いやー、パンダすごいなあ。パパチンもう少しパンダ見たいなあ。」 さすが、リンリン。さしものパパチンもノックアウトである。 ここに来て、ようやくパンダの名誉挽回だ。 そうこうしている間も、我関せずで ひたすら食べる食べる。 そして、また食べる。 ちょっと角度を変えて。 うんうん、正面から見るとかわいいねー ふー、食った食ったと一休み。 お馴染み、「けつ嗅ぎくんくん」ポーズ。 体の柔らかい人は、マネしよう! そして、なおも食べる。 横から見ると、こうなる。 パンダの割には細く見えるリンリンであるが、 やはり、マニア好みのムッチリ体型である。 しかし、こういう人どこかで見たような・・・ あー、食べるとノド渇くもんねー お約束のお尻写真。 あー、食後のお水はおいしいなー。
いやー、久しぶりにリンリンに会えて、すっかり満足。 最後に、パンダにまつわるウワサを作者が解説。 ウワサその1一:パンダには人が入っている あなたが見るパンダのうち、3回に1回はその通りである。 パンダになるには、それなりの訓練が必要であり、 本場の中国では、人気の高い国家試験として「我想大熊猫」がある。 ホンモノパンダと人パンダを見分けるのは難しいが、 サービス精神が旺盛な場合は、人パンダの可能性が高い。 また、おもむろに二本足で立ち上がり、ブレイクダンスを踊り始めたら、 ほぼ間違いなく、人パンダと思って良い。 ウワサその2:パンダは日頃から可愛く見せるための練習をしている 「キャー、パンダかわいい!」 と言ってもらえなければ、ダメパンダと見なされてしまう。 年収にして二桁は違ってくるのだから、パンダも必死である。 そのため、日々のパンダ努力は欠かせない。 鏡の前でエヘッとゴメンチャイポーズをとることから一日が始まり お腹すいたなあポーズ、エッヘンポーズなどを一通り済ませてから 朝のお披露目となるのである。 もし、あなたが人パンダになりたいと思うのであれば、 まずは、恥ずかしがらずに人前で エヘッとゴメンチャイポーズをすることから始めれば良いであろう。
それでは、年末も元気にパンダパワーで乗り切りましょー! |
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